育休延長する?しない?悩みに悩んだ保活体験記

りりー
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こんにちは、育休中男の子のママ、りりーです。

これから育休を取る人や現在育休中の人で、いつまで育休を取るか、悩む人は多いのではないでしょうか。

私の会社は、規程では子どもが2歳になるまで育休を取ることが出来ます。

しかし、私の所属部署では私が産休1号のため、2歳まで育休延長するどころか育休を取ること自体肩身が狭く、子どもは0歳で保育園に預けて復帰するのが当たり前な雰囲気でした…。

りりー
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悪いことをしたわけじゃないのに、育休を取ること自体に申し訳なさがありました…。

私は悩みに悩んだ結果、会社への気まずさや後ろめたさがありながらも、0歳児クラス4月入園では保育園に預けず、1歳児クラス4月入園を目指して育休延長を選択しました。

育休に入る前は、子どもは0歳で保育園に預けて復帰しようと思っていましたが、子どもが生まれると復帰時期についての気持ちは変わりました。

私の体験談が、これから育休に取る人や育休をいつまで取ろうか考えている人の参考になったら幸いです。

私が経験した保活の流れ

りりー
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私の保活について、説明します。

2021年6月

産休スタート、認可保育園認可外保育園の両方の見学をする

2021年7月

長男出産

2021年10月

認可外保育園に申し込む→内定→入園金を支払う→辞退

2021年11月

認可保育園1次募集にて、1つの園のみ申し込む

2022年1月

認可保育園1次募集の結果発表→内定→認可保育園1次募集の内定辞退

2022年3月

認可保育園2次募集で希望園を変更して申し込む→不承諾→待機児童になる

2022年7月

待機児童のまま、子どもが1歳を迎え、育休延長する

ざっくりとまとめると、0歳児クラス4月入園を希望し、認可外保育園認可保育園を申し込みしたけど辞退し、現在育休延長中です。

結果だけみると、最終的に育休延長を選択するのなら、0歳児クラス4月の入園希望をしなければよかったと思いますよね…。

保活をする中で、自分の気持ちに変化があり、最終的にこのような結果になりました。

かなり悩み葛藤した結果、育休延長をすることにしたので、今となっては後悔はないのですが、最大の反省ポイントは2つです。

  1. 認可外保育園の辞退により、入園金(約5万円)が戻ってこなかった。→もっと慎重に申し込みすればよかった。
  2. 認可保育園1次募集で内定が出たのに辞退した。→本当に保育園に入園したかった方に対して迷惑を掛けてしまった。

認可外保育園へ申し込みしたけど辞退する

そもそも私がなぜ認可保育園ではなく、最初に認可外保育園に申し込みしたのかというと、

認可外保育園を申し込みした理由
  • 家から一番近い(最寄り駅のすぐ横に保育園があるので、送迎が楽)
  • 認可保育園より保育料が安い
  • 親の負担が少ない。(布団の持ち帰りなし、オムツも園で用意してくれる)
  • 認可保育園と違ってすぐに結果が出るので、復帰の計画が立てやすい

申し込み後、なぜ辞退したのかというと、

辞退した理由
  • マンションのワンフロアで園庭がないため、子どもが1日中過ごすには狭くかわいそうに思えた
  • 見学や契約時、問い合わせしても園長先生がいつも不在で、都度対応してくださった保育士さんに違和感とモヤモヤがあった(見学時のやり取りや質問した時の回答など、あくまでも私の感覚ですが…)
  • 先輩ママ友から、実際に子どもを預けていたが、園の体制に不満を感じて転園させた話を聞く

保育料が認可保育園で預けるよりも安く、立地の良さに惹かれて申し込みしました。

申し込み後に子どもが1日の大半を過ごす保育園で、保育園の狭さや保育士さんにモヤモヤを感じていたところで、先輩ママが転園させた話を聞き、辞退することにしました。

りりー
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モヤモヤした気持ちのまま申し込んで辞退したため、戻ってこない入園金(約5万円)は高い勉強代となりました。

もう少し早く先輩ママからの情報収集に動くべきでした。

認可保育園は第1希望のみで申し込む

職場には子どもを0歳児クラスの4月で保育園に預けて戻る予定となっていたため、認可外保育園を辞退した以上、認可保育園に申し込みしないわけにはいきませんでした。

認可保育園の候補は3つありました。

  1. 保育園A→見学できた
    園自体が綺麗で、食育に力を入れていて好印象
  2. 保育園B→コロナ渦で見学お断り
    見学ができないかわりに、保育園の紹介動画の案内あり
    見学できていないので、いまいちイメージがつかめず
  3. 小規模保育園C→見学できた
    園長先生の人柄が素敵なうえ、アットホームな雰囲気で好印象
    小規模保育園の為、3歳で転園が必要なのがネックに感じた

夫が通勤で車を使うのと、そもそも私はペーパードライバーの為、保育園は家から徒歩圏内が絶対条件でした。

家から徒歩圏内の認可保育園は3つありましたが、申し込みしたいと思えたのは保育園Aの1つだけでした。

役所の人には、保育園Aは人気があり倍率が高いので入園できる可能性が低いため、他にも候補の園を書くように強く勧められましたが、行きたいと思えない園に決まっても後々困るので、保育園Aの1つだけ申し込みしました。

認可保育園の内定が出たけど、辞退して育休延長しようか悩む

2022年1月、認可保育園の結果通知が来ました。

落ちたと思って通知を開けてみると、まさかの内定でした。

りりー
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通知を見た瞬間、子どもを抱きしめて号泣してしまいました。

その時の私は自分の正直な気持ちは、

  • 子どもとまだ一緒にいたい
  • 自分の中で納得のいく育休となっていない
  • このまま復帰しても気持ちが追いついていかないし、仕事をするモチベーションになれない

そもそも保育園に申し込みをして、内定が出たなら辞退する選択肢がないのは承知のうえ、どうするのかほんとに悩みました。

りりー
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夫とも何度も話し合いをして、ようやく決めました。

そして、出した結論は辞退して育休延長することにしました。

辞退の流れは、

役所に「1次募集の辞退をし、育休延長したい」ことを正直に伝えて相談

1次募集を辞退し、2次募集はあえて内定の出ない園を紹介してもらう
※2次募集に応募したのは、私の会社では、0歳児クラス4月入園の不承諾通知が必要だったため

りりー
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会社の上司に辞退したと言えるような状況ではなかったため、保活して「保育園が決まらなかったため、育休延長します。」と伝えるためにも、不承諾通知が必要でした。言い方が悪いですが、アリバイ作りのためです。

2次募集は不承諾となり、不承諾通知をもらう

私の住んでいる自治体は、事前に何度か相談している時点で、育休延長したいお母さんに寛容だったので、正直に相談しましたが、自治体によっては対応も変わってくると思います。

役所に相談する際は、事前に問い合わせをしている段階で出方を見つつ、慎重に話を切り出した方が良いかもしれません。

私の住んでいる自治体は、認可保育園内定辞退によるペナルティはなかったのですが、自治体によってはペナルティがある地域もあるので、注意が必要です。

りりー
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育休延長を考えているなら、いつどの書類提出が必要か、前もって会社に確認しておくことをおすすめします。

育休を延長するメリットとデメリット

育休を延長するかしないか迷った時に、メリットとデメリットを書き出してみました。

メリット

  • 親子で過ごせる時間が多くなる。
    (平日にたくさんお出かけができる。)
  • 授乳の心配が減る。
    (育休中に卒乳もしくは断乳ができるのは安心。)
  • 育休明けには夜泣きが落ち着くのでは?
    (個人差がありますが、我が子は1歳で夜泣きがあり、私はいつも寝不足です…。)
  • 時間にゆとりがあるので、気持ちの余裕がある。
  • 将来の働き方を見直すことが出来る。
    (将来在宅ワークがしたい私は、育休後半に在宅ワークの土台作りを始めました。)

デメリット

  • 1歳児クラス4月入園は、激戦のため、希望の園を入れる可能性が低い。
  • 1歳を過ぎて動き出す&イヤイヤ期突入で大変かも。
  • 会社に席を空ける期間が長い分、復帰時の不安が大きくなる。
    (会社の組織や仕事内容、人事も替わっているので、復帰時に慣れるまでに時間がかかるし大変。)
りりー
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気持ちを整理してみると、自分の中で育休延長するメリットの方が大きいことに気づきました。

育休延長してからの私の気持ち

育休延長が決まってから、まだ子どもと一緒に過ごせる時間が多くあると思うと、気持ちにゆとりができました。

それと同時に、職場復帰時は「自分の居場所がないかもしれない」という不安が大きくなり、会社に所属せずに自分で稼ぐ力をつけることができれば、「少しは不安な気持ちが解消されるのでは」と思ったのです。

りりー
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育休後半は、働き方を変えるための土台作りや、自分で稼ぐ力を身につけるために時間を費やします。

まとめ

私の記事は、本当に保育園に入りたくても入れない人からすれば不快な内容かもしれません。

私の保活は悩みに悩んで失敗や反省点がたくさんありますが、育休延長したことに後悔はありません。

今後希望する保育園に入園できる可能性は低いですし、長く会社の席を空けることで復帰時の不安はありますが、「子どもとの時間を多く持ちたい」という思いを大切にした選択をしてよかったです。

育休後半は、将来おうちで働くママを目指して、主にブログ運営オンライン秘書講座を学んでいます。

子どもとの時間を大切に過ごしながら、在宅ワークの土台作りに力を注いて、育休終了まで駆け抜けたいです。

これから育休を迎える方へ

それぞれの事情や状況によって、育休延長の選択の余地がない方もいるかもしれません。

選択ができるのなら、会社やまわりの目は気になるかもしれませんが、自分の気持ちを最優先した選択することで、後悔の少ない育休になることを応援しています。