こんにちは、まもなく約2年の育休終了します。1歳男の子ママのりりーです。
育休に入ってすぐの頃は、0歳4月で息子を保育園に入れて復帰しようと考えていましたが、育休延長をして1歳4月で保育園に入れて復職します。
仕事から離れてみると、毎日息子の成長を見守りながら時間に追われない生活は最高すぎて、0歳で保育園に入れる決断は出来ませんでした。
産休に入る前に会社には、「0歳4月で復帰します!」と伝えていたので、育休延長したいとかなり言いづらく、育休延長を伝えた時の会社の反応が怖かったです。
当時はかなり悩みましたが、今となっては延長して良かったというのが、私の率直な気持ちです。
- これから産育休に入る人
- 育休延長をするかしないかで悩んでいる人
約2年の育休を振り返って思うことを書きたいと思います。
育休延長してよかったこと
- 母乳についての心配がなくなった
- 予防接種を育休中に済ませることができた
- 子どもの成長過程を間近で見ることができた
- 今後の働き方についてじっくり考えることができた
- 平日にのんびりおでかけして四季を感じることができた
- 認可保育園の保育料の算定が1段階下がった
私は完母で息子を育てていたのですが、育休延長せずに保育園に入れていた場合、息子は8ヵ月でした。
息子が8ヵ月の頃は、まだ1日7~10回授乳していて、授乳間隔が長いと胸も張るし、息子もまだまだ母乳を欲していました。
復職するのに断乳するのも1つの選択肢ですが、通ってた桶谷式の助産師さんが、「できれば1歳までは乳児だし、おっぱいあげられたらよいね!」と言っていたことが頭にあったのと、私自身も1歳までは授乳を続けたいという気持ちがありました。
復職しても授乳することはできるけれど、子どもは1人の予定と考えていたので、最初で最後の授乳、日中もとことん息子に寄り添いたいって気持ちが強かったです。
それから、復職1ヶ月前の息子が1歳7か月の時に、無事に断乳することができました。
いざ断乳となると寂しかったけれど、とことん授乳してきたこともあり、すぐに気持ちの整理がつきました。
授乳期間は、乳腺炎に何度もなりかけたり、夜中の頻回授乳で寝不足だったり、大変なことがたくさんあったけれど、幸せそうにおっぱいを飲む息子の顔を見るとすべてが吹っ飛ぶほど、幸せな時間でした。
育休延長により、授乳を通してとことん息子を向き合い断乳までできたことで、職場復帰の心配が1つ減って良かったです。
0~1歳半にかけて、予防接種で約10回小児科に通いました。
復職して保育園に通わせていたら、予防接種をした日は登園できないので、育休中に済ませておけて一安心です。
保育園に通い始めるとどれくらい病気で休むかわからないので、貴重な有給は極力残しておきたいですよね。
復職して保育園に通っていても、成長を間近で見ることはできるけど、育休延長して日中ずっとそばにいれたことで、日々のちょっとした成長をより間近で感じられたことは、本当によかったです。
息子は成長ゆっくりめだったので歩きだしたのは1歳半でしたが、歩く瞬間を見れた時はとても感動しました。
振り返ると日中一緒にご飯と食べてお昼寝してお散歩して、時間に追われない生活が幸せでした。
毎日息子の写真を撮ることが日課で生きがいだったので、保育園に行き始めると写真が全然撮れないことが悲しい~。
0歳4月で復職していたら、子育てと自分の体調の回復と保活、無事に保育園が決まって、入園準備をしていたらあっという間の育休だったと思います。
私の場合、育休延長をすると決めたあたりで、ようやく今後の働き方を考えられるようになりました。
振り返ると育休延長をしようと決めるまでは、気持ちに余裕がありませんでした。
せっかく1年育休延長するのだから、無駄な時間を過ごしたくないという思いと、息子が生まれたことをきっかけに働き方を変えていきたいと思いました。
家族に合わせた暮らしをするためにも、働き方を変えたいと思うようになり、「おうちで働くママになる」という目標ができ、そのための準備を育休中にしよう!と決意しました。
育休中に積極的にセミナーに参加したり、オンライン講座を受講したり、とにかく行動する中で、おうちで働く方との出会いがたくさんあり、こうゆう働き方もあるんだと知ることができたと同時に、横のつながりもできたことは私にとって大きかったです。
育休中に行動を起こしたことで、色んな人と出会い視野が広がりました。
正直、延長していなければ、働き方の選択肢が色々あるということを知らないので、復職後は会社員として頑張るしか道はないと思い、しんどい気持ちになっていたかもしれません。
1年育休延長したことで、息子と平日のんびり過ごせたことは、ほんとに幸せな時間でした。
近所をお散歩して四季を感じられたことも、私にはすごく嬉しかったです。
仕事していた頃は、朝ダッシュして駅に向かい、帰りは真っ暗、土日は疲れて家で寝ている生活だったので、四季を感じる暇がありませんでした(泣)
平日は子育て支援センターによく通っていたのですが、そこで出会ったママ友のみなさんのおかげで、息子も同じ月齢の子どもとたくさん遊ぶことができ、育休が一気に楽しくなりました。
夫に言ってもあんまり理解が得られないことも、同じ立場のママ友だと共感してもらえて、すごく助けられたことに感謝です。
平日はどこに行っても割と空いているので、ママ友と子連れOKのカフェに行ったり、楽しく過ごすことができました。
これは人によると思うのですが、私の場合、産休に入るまで残業もしていたし、がっつり働いていました。
保育料は前年度の年収から算定されるので、役所で0歳4月で復職した場合に算定してもらった保育料より、1歳4月で復職した場合の方が、保育料が下がっていました。
育休延長したことで、保育料の算定が1段階減ったことは思わぬメリットでした。
育休延長のデメリット
- 仕事のブランクが長いので仕事の勘を取り戻すのが大変
- 復職時に職場の人にどう思われるかが気がかり
ブランクが長ければ長いほど、会社のルールや人も替わっていて、ついて行くことが大変かと思います。
仕事の勘を取り戻すことも、生活に慣れることも大変だけれども、育休延長してもしなくても、復職し始めが大変なのは覚悟のうえ、私は育休延長を選択しました。
育休延長して、育休をしっかりとらせてもらったからには、頑張ろうと気持ちの踏ん切りがついたので、私はよかったです。
これも職場によると思います。
産休育休を取る方がたくさんいて風通しのよい職場の場合、気にならないかもしれません。
私の場合は、産休1号で職場の女性はほとんど独身の方が多い環境のため、育休延長を申し出た時の反応も気になりましたが、復職時の反応もどんな感じかとても気になりました。
HSP気質ゆえに、もう戻ってこなくてよいのに~とか思われているんじゃないかな…。とどうしてもネガティブ思考になりがちでした。
まとめ
息子が0歳の頃は、とにかく初めての子育てに必死すぎて、1歳の誕生日まであっという間でした。
産休に入る前に職場に「0歳4月で戻ります!」なんて言わなきゃよかったぁ~と後悔しました。
0歳4月で戻らなきゃと思うとたくさん悩んで辛かったけれど、その分育休延長が決まってからは、今まで悩んでばかりでもったいなかった期間を挽回するぞ!と気持ちを切り替え、充実した楽しい毎日となりました。
復帰した時に浦島太郎状態、会社からの評価の部分で大変なのは承知のうえで、約2年の育休は私にとってこれまでの人生で1番楽しい時間となりました。
約2年の育休、長いようであっという間でした。
これから育休と取る方へ、状況は様々だと思いますが、育休延長をどうするか悩んだり迷うようなら、個人的には約2年の育休を後押ししたいです。
私の場合、延長したことで第1希望の保育園には入れませんでしたが、それでも育休延長してほんとによかったと心から思っています。
いよいよ、来週から職場に復帰します。
正直今は、緊張と不安と憂鬱な気持ちでいっぱいです。
約2年育休を取らせてもらった恩返しをしたいですし、息子も保育園で頑張っているので、くよくよしていられませんね。
ワーママ生活スタート、あまり無理せずに頑張ってみようと思います。